futoase

よろしくお願いします。

夢の話と言葉の話

3-4年経つと必ず見る夢

3-4年間隔で必ず見る夢がある。
その夢を、昨日見た。

焼酎飲みすぎて、泥酔している中で見た夢だ。

夢の中身は単純だ。
誰も死なない。過去の記憶...過去の記憶の一部。
小学校5年生...の頃だから今から20年前か。

Yくんという友達が小学校の頃いた。
その子はとても貧乏だった。
子沢山な家族だった。
貧乏というのは関係はない。子供にとって友情を築くためには関係がない。
...が、着ている服があまりにもボロボロで、
周りから浮いていたりしていた気がする。

僕はYくんとよく遊んでいた。
僕は母子家庭で、3人兄弟。
糞貧乏というわけじゃないけど金持ちではない。
狭い借家に住んで、兄弟+母親で同じ部屋に寝ている生活を
小学校に入ってからずっとやってた。
今考えるとそんなことよくできるな!と思うんだけど
本当に純粋だったんだな。毎日が楽しかった。

話がずれた。
Yくんとはとある時に一切口を聞かなくなってしまった。
殴り合いの喧嘩をしたわけじゃない。
何かを盗んで嫌な思いをしたわけじゃない。
たった一言の言葉で、僕はYくんに近づかなくなった。

「人をおもちゃにするな」

この言葉が発せられたのは、
僕が体育の時間にYくんを連れて行こうとしたときに
Yくんから発せられた言葉だった。
Yくんが体育面倒くさいということでぐずってしまうので、
手を引っ張って連れて行こうとしたときのことだった。
手を引っ張られる行為が自分がおもちゃにされているんだ、って感じたんだろう。
ただ、僕としては辛かった。その一言が、とても辛かった。
ただでさえ子供時代のことだから言葉のボキャブラリーに乏しい。
現在何を話しているのか、自分が何を思っているのかを
他人に過剰に期待するということは無理だ。

その言葉を聞いてから、僕は一切Yくんとは口を聞こうと思わなくなってしまった。
その言葉を聞く前にもかなりひどい言い合いとか、喧嘩はあった。
けど、その言葉は違った。かなり心をえぐった。
そして僕はYくんに近づかないようにしようという意識を植え付けてしまった。


...以上の内容の夢を今日見た。
過去の記憶。過去に発せられたたった一言の言葉。

僕の性格として、「◯◯だからやるな」と言われると平気で何年も口聞かなかったりする。
相手からOKが来ない限り、やらなくなってしまう。

30歳を超えてからある程度マシにはなったけど、
それでも誰かからヤジが来れば手を止めてしまう。
持っているコレクションをなじられたらそのコレクションを粉々に粉砕するとか、
そういう感じだ。

…なぜ今日の朝その夢を見たんだろうと思った。
多分ずっと表にださず、文章に起こして整理してないから
思い出そうと脳みそがしてるんだろうなーとか思った。
そんでブログに書き出してみた。

もう二度とこの夢は見たくない。
傷つけられた夢は、見たくない。
小学生のころの夢を未だに見るというのは変な感覚だけど
20年経っても自分の中で解決してないんだな、と思ってしまって
すごく残念な気持ちになってしまった。
体はおっさんなのに心が子供の頃のまま...

過去には戻れない、傷ついた心は修復しない

傷ついた心は修復しない。けど、
傷つけてしまった手段、手順が何だったのかお互いが
納得する形にもっていけないと延々と心のなかに気持ちを潜めて過ごさないといけなくなる。
押しつぶされそうになる。

もし、心に引っかかってる、思っていることがあるのなら
殴られようがなんだろうが吐き出したほうがいい。

ただ、過去には戻れない。
澱のように重なってしまうので、状態は回復しないかもしれない。
期待はしてはいけない、けど期待はしないけど言うだけ言うのは大切だ。

なぜそこに至ったのかを言えるように、
すぐに言えなかったとしてもあとで付け足せるように。

過ぎた時間が長いほど取り戻すことは難しくなる。

僕だけがいない街

僕だけがいない街という漫画を先週読んだ。
ネタバレするかしないかのグレーな表現であるが、
2巻が一番やばい。言葉を大切にしようという表現が毎度出てくる。
2巻を読むと心臓がバクバクする。

今他人に推したい漫画はなんですかと言われたら、僕だけがいない街を読めと言うと思う。
読んだほうがいい。

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