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よろしくお願いします。

キャズムを読んだ

キャズム

キャズム

キャズム


会社の必読書として挙げられていて、借りたので読んだ。
結構前に出ていた本で、キャズムという表現と、どういうものなのか
(アーリーアダプタやらなんやら、流行りとビジネスに乗るとはどういうことか程度)は少し知ってたつもりだった。
15年前(2001年)に邦訳されて販売された本だけど読んでなかった。

流行りものが好きな人と自分の問題を解決したい人と知らずに使ってる人

製品が発表された後、製品が好きな人がこぞって買ってくれていろいろとほめてくれる。
Apple製品であれば発売したてのMac Book (無印)やiPad Pro 9.6 inchとか、そんなものだろうか。
多少高くても買ってくれるそんな人がビジョナリー。

自分の問題を解決したい人はふたついて、
多少戦略的、冒険的なプロダクトでも自分たちの問題を解決するためには必要そうなソリューションを
取り入れるのに比較的積極的で、お金を持っている大切な人たちがアーリーマジョリティ。
他社事例が必要にならないかぎり、社内で決済が降りずなかなか製品を入れづらく、
既存の仕組みがあるのでできるだけコストがかからない仕組みで回し続けるレイトマジョリティ。

スマートフォンの進化によりARMが設計したものを利用したSoC (最近はGPUも入ってたりするんだよな)を
利用してハイテクの恩恵に預かっているが、自分たちからは特に積極的に使おうとか
そういうふうには感じないラガード。

だいたいその4つに製品を利用するグループは分かれる。と書かれていた。
まあそうだなあと思いつつ読んだ。

踏ん張りどころと勝負の賭けどころ

踏ん張りどころというのが必要なこともあり、会社のキャッシュがなくなりかけている場合
マスに向けた宣伝をやめニッチを攻めるのかなど戦略を変えなければいけない、とか。

勝負の賭けどころについては既存の市場から反発を喰らい続けるが、とにかく
上陸できるための道を探せとか。

まあそうだなと思いつつ読んだ。

最終章が気になった

開拓者と移民という題で、創業時に頑張ってた人たちと成長曲線(売上増大、人員増大)を
描いている時には社員の扱い・報酬は変更するべき。
営業であれば初期の人員は初めての顧客を掴んでくるので、高配当にするべきで、
成長曲線を描いていた時に入った人は成長をさせるので安定した収入をもたらせるべき
や、エンジニアについては創業時にいたメンバーと成長時にいたメンバーで
意識の差がある(成長時のメンバーは自分が手がけたプロダクトのおかげで会社が成り立ってると思い込むとか)というのを見て
あー、なるほどなーとかなんだかわかったような気になった。
キャズムの最終章については今も変わらない気がするなあと思いつつ。

開拓者意識の人は技術的におっかけるのは良いがビジネス的に成長させることにはむとんちゃくで、
飽きたら他の会社に転職する、と書かれていてそうなんだよなあと思いつつ。

本に書かれている勝者について

SGIがあげられているが、HPが買収などのニュースがこの間流れていた。世の中は厳しい。

jp.techcrunch.com

サン・マイクロシステムズについてもあげられてたと思うが、すでに今はオラクルの中だ。

読んでみて

確かにこれは必読書だなと思った。並な感想だ。

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