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futoase

よろしくお願いします。

Chromebook ASUS Flip C100 は良い

開発 雑記

Chrome book ASUS Flip C100

www.asus.com

Chromebook ASUS Flip C100 を購入して3ヶ月ほど経つ。
勉強会に行くときや、出かけるときに外で調べ物、コーディングできる環境が欲しいので持ち歩いているようにしている。

値段はamazon.comで279ドル、shippingを含めるとだいだい320ドルぐらいになるのかな。日本円で3万円弱。安い。

持ち歩いて使ってみて感じたこと

  • バッテリーが長持ちする
  • 入力インターフェースはそこそこだけど良い
  • crouton を使うことで Ubuntu / Debian を使うための環境構築が容易
  • Androidアプリが動く

バッテリーが長持ちする

RubyKaigi 2016に行く際、持っていった。会場に電源があるのだけど使わず、ブラウジング(github repositoryを覗く、twitterを覗く、調べ物をする)を
行っていたが、10時間程度使っていてもバッテリー残容量が20%ほどあり、余裕があった。
発熱も少なかったしとても快適に使えた。お出かけするときはACアダプタ持ち歩かなくてもいいし電源も気にしなくても良いというのがよくわかった。

入力インターフェースはそこそこだけど良い

液晶がタッチパネル

この機種、液晶がタッチパネルなのだ。タッチパッドがついているが、なんとなく直感で操作したいときに液晶パネルを押せるのが良い。

タブレットモードで利用が可能

液晶について開ききって反対側に折りたたむとタブレットモードになる。その際キーボード入力は受け付けなくなる。

キーボードの配列が素直

US配列を使いたかった。その上でキーボードの入力をドキュメント書きやコードを書いてみた。
そのため、amazon.comにて販売していたC100 (4GBメモリのタイプ)を購入した。

www.amazon.com

感想としてはちょっと窮屈に感じることもあるがコーディングできるレベルだな、という印象をうけた。配列が素直である。

CAPSキーの代わりに検索キーとか、F1, F2のキーにブラウザの戻る/進むキーが割り当てられてるのがPC/Macとは違うところか。

crouton を使って Ubuntu / Debianchroot 環境内で利用することが容易にできる

これが一番大きい。

そもそもChrome OSって何

Chrome OSは、Googleが開発した一つのLinux Distributionで、portageを利用するため
Gentoo Linuxベースな形で開発が行われている。

www.chromium.org

Chrome OSからtrackingの機能(知らぬ間に同期するとかそんなやつ)を抜いたもので、
OSSとして配布されているのがChromiumOS。個人でカーネルパラメータをいじってビルドしたい場合には
こっちを選択すると良いのかも。クロスコンパイル環境の構築手順などについてサイトに載っている。

www.chromium.org

ChromiumOSをChromebookにインストールするのはROMで立ち上げたたりする場合が多いので難しいとは思うが...

chrootを使ってChrome OS内でUbuntuの環境を構築する

github.com

croutonはchrootを利用してChrome OS内に新たにLinux Distributionの環境を作る。
対応してるのはUbuutu, Debianの2つ。

デベロッパーモードに切り替える

デベロッパーモードでChromeOSが立ち上がるようにしないといけない。
デベロッパーモードへの切り替えは以下のエントリが詳しい。

Chromebook デベロッパー(開発者)モードにする方法 | take root

インストールスクリプトをダウンロードする

github repositoryよりcroutonをインストールするためのスクリプトをダウンロードする。

https://goo.gl/fd3zc:hogehoge

ダウンロード後、スクリプトを実行する。croshを立ち上げることでshellに切り替えることができる。
Ctrl + Alt + T キーを同時に押すことでChrome上にてcroshが立ち上がる。
その後、shell とコマンドを入力することでshellモードに切り替わる。

shellモードに切り替えたらcroutonを起動する。ダウンロードディレクトリ以下のスクリプトを以下のコマンドで実行する。

sudo sh ~/Download/crouton.sh -t xfce -r xenial

t オプションはWindow Managerの選択で、r オプションはUbuntuのリリースコードネームとなる。
それぞれ、listという引数を渡すことでWindow Managerを利用するか、リリースコードネームを指定できるのかがわかる。

ASUS Flip C100のストレージサイズは 16GB しかないので、unityは選択せずxfceを利用することにした。

インストールは結構時間がかかるので気長に待つ必要がある。

インストール後の設定

インストール後、shellモードになっているChromeタブにて以下のコマンドを実行すれば起動する

sudo startxfce4

が起動時にエラーメッセージがでてきた。

f:id:syanbi:20161016134015p:plain

no screens foundって...Xが立ち上がらないとはとかだるいなーと思って調べてみたら回避方法がcroutonのgithub issueに載っていた。


sudo startunity won't work · Issue #2601 · dnschneid/crouton · GitHub

一旦card0を削除し、card1にコピーすればよいらしい。enter-chrootというコマンドによりcliモードでubuntu xenialの環境にログインして実行する。

> sudo enter-chroot
> cd /dev/dri
> sudo rm card0
> sudo mv card1 card0

改めて以下のコマンドを実行する

sudo startxfce4

無事、xfce4の環境が立ち上がる。

crouton (xfce4)の日本語入力環境について

fcitx と mozc を入れることで対応が可能。
fcitx-mozcをインストールする。

sudo apt-get install fcitx-mozc

インストール後、Applicationsメニューから Settings > Fcitx Configurationを選択する

f:id:syanbi:20161016133355p:plain

Input Method Configurationにより、Mozcを追加する

f:id:syanbi:20161016133420p:plain

そのと、Applicationsメニューより System > Fcitx を選択し、起動。

f:id:syanbi:20161016133450p:plain

Ctrlキーとスペースキーを押せば日本語(Mozc) <-> 直接入力の切り替えが行えるようになる

フォント

フォントについて、日本語を表示させようとすると豆腐状態になるのでインストールする。
インストール方法・手順については適当にインターネットを検索のこと。
個人的にオススメなのはmonapo。

UbuntuTips/Desktop/InstallFont - Ubuntu Japanese Wiki

crouton <-> ChromeOSの切り替え

croutonはデベロッパーモードで立ち上がっている。デベロッパーモード <-> ChromeOSの切り替えショートカットキーが有効。
Shift + Ctrl + Alt + 戻る / 進む キーを押すことで切り替えることが可能。

ちょっとした問題点

dockerは動かない。悲しい。ARM向けのものはあるものの、Chrome OSでは動作しない。

fail to use docker on my chromebook pixel in crouton. · Issue #2259 · dnschneid/crouton · GitHub

Androidアプリが動く

Chrome OS v53以降であればAndroidアプリが動く。stableチャンネルにもv53がやってきたのでPlayストアからアプリをインストールすることが可能。

f:id:syanbi:20161016133317p:plain

Chromebook

安い。物によっては高いけど基本的に安い。ASUS Flipの後継機種がでるかも、という噂があったりするので、解像度が上がったものがリリースされたらそれも買いたい。

Copyright (c) 2013-2015 Keiji Matsuzaki